8話 「彼女の裏切り」

8話 「彼女の裏切り」

8話 「彼女の裏切り」

 

俺は彼女の家のポストに手紙を入れた。
その後、ずっとソワソワしていた。

 

「もう俺の手紙は見てくれただろうか?」

 

もしかしたら、今日メールしてくれるかも。。。
そんな思いもして、何度もメール問い合わせボタンを連打していた。

 

結局その日は連絡が来なかった。
次の日もその次の日も、ソワソワして携帯を眺めていた。

 

手紙を自宅に届けて、数週間経過した。
いまだに彼女から連絡がない。

 

あんなに苦労して書き上げたのに、、、。

 

彼女から裏切られた思い出一杯だった…。

 

「ここまで思ってあげてるのに!!」
(※当時は本当にこんな気持ちでした)

 

手紙で彼女に思が伝えられないならば、選択は残り1つしかありません。
彼女と直接話すしかない。

 

もうそれしか、彼女とコンタクトを取る術がなかったのです。

 

私は直接会う決心をした。
彼女の家はもちろん分かっている!

 

直接話したら分かってくれるかもしれない。
これしか、彼女と話す方法がないのだから仕方ない。
そう自分に言い聞かせて、、、、・

 

そう思い車を走らせ彼女の家に向かった。
しかし、チャイムを押す決心がつかない。

 

 

なぜなら、

 

これが最後の手段!

 

といことを理解していたからです

 

「拒絶されたらどうしよう」

 

また、彼女の家は家族もいるため安易に近づけない。
ではどうすればいい?

 

彼女が帰ってくるのを待ち伏せするしかない、、。
そう思ったのです。

彼女の家の前で彼女の帰りを待つ!

彼女の家の前で彼女の帰りを待つ!

 

幸い近くに、彼女の家を見渡せる小さな喫茶店があったので、そこで彼女を待つことにした。

 

私は彼女の帰宅を狙って彼女に話しかける作戦を思いついた。
喫茶店の窓側は、彼女の家が見えるので、発見すればすぐに彼女を追いかけることが出来る。

 

ここで、偶然を装うか、彼女を待ってたパターンで話すか迷ったが、こんな場所で偶然を装うのは無理があるので、ストレートに行くことに決めた。

 

しかし、5時間経っても帰ってくる様子がないので、また明日来ることにした。
そして明日また喫茶店に行ったのだが..........。

 

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