5話「困惑」

彼女に拒否られて困惑

 

昨日の電話以降彼女が電話に出ることはなかった、、、。

 

電話に出ない彼女が悪い!
私の気持ちを理解できない彼女が悪い!

 

私は、怒りと悲しみで毎日のように電話を掛け続けた。

 

(この行いがどんどん復縁を遠ざける結果を招いているとも知らずに)

 

このように彼女に連絡を取るために、連絡を取り続けるのは最悪な行為です!
今復縁をしたいと考える人は、同じような行動はしてはいけません!

 

フルタは、毎日出ることのない彼女に電話するのが日常になっていた。
このように毎日電話することで、彼女に反省しているというアピールが出来ているとも思っている!

 

彼女には、

こんだけ、電話してくれているのだから、反省しているに違いない。
そろそろ、許してあげようかな♪

 

なんて、想いを期待していた!
しかし、自分の思惑とは裏腹に、展開は違っていた!

 

いつものように、電話を掛けると、

 

10日後の朝突然、コール音もしなくなってしまった!

 

あれ、、、。
携帯の電源が切れているのか??

 

あまり気にせずにいたが、

 

11日後、12日後も掛けるも、繋がらない。

 

あれ、、、。
これって、拒否られている??

 

彼女から拒否

 

この時初めて着信拒否になっている事に気がついた。

 

(今まで話しことは出来たのに、自分の行いによって着信拒否にする災いは、皆様はしないように気をつけましょう)

 

困惑…。

 

これが私、フルタの気持ちだった。

 

 

正義は私、悪は彼女。

 

 

ここまで思っているのになんで分かってくれないんだ。

 

 

それと同時に涙がこみ上げてきた。
友人に相談すると、

 

「諦めたほうがいい」

 

 

と口をそろえて言った。

 

しかし、そんな簡単に諦めることなど出来ないのである。

 

私と彼女と繋がるツールにメールがあった。
幸いこちらは拒否になっていなかったのです。

 

わたしは、「今まで悪かった。」という反省のメールを2500文字にも及ぶ長文でメールを送った。

 

そして、自分の携帯の電源を切った。
しかし、すぐ気になりすぐに問い合わせをする。

 

こういった行動を何時間にも及び実行したが3日を経っても返事が来ることはなかった。

 

前⇒4話「連絡途絶える」
次⇒6話 「別れ」