4話「連絡途絶える」

4話「連絡途絶える」

元彼女と連絡が途絶える

 

彼女から、

 

「今は復縁を考えられない、、、。」

 

と言われた。
私は一睡も出来ないままただ、反省した。

 

今まではスグに仲直り出来たのに、、
なぜ、今回は本当に別れなければいけないのだろ?

 

って。

 

よくよく、考えると自分本意な考えばかりしていた!

 

今まで、彼女の気持ちを考えられなかったのかもしれない。
今回の反省を生かして、違う自分に生まれ変わる!
だから、彼女に許してもらいたかった。

 

その気持ちが日増しに強くなる。

 

そして、

 

この気持をどうしても彼女に分かってもらいたい!

 

そういう思いが強くなる。

 

そして、彼女にこの気持を伝えたくなる。
どうしても、我慢できなくなり、三日後に電話した。

 

50コールしても彼女は出ない。
しかし、自分の気持ちを彼女に伝えないと気が済まないのだ!

 

「話せば、話せば必ず分かってもらえる」

 

 

当時の私はそういう気持ちしか生まれず、1時間置きに掛け続けた。
そして、12回目の電話で彼女が電話に出た。

 

この時の自分は、ここまで真剣に行動してくれているのだから、誠意は分かってもらえると信じていた!
この行為自体は、彼女には好印象を与えると思っていた!
しかし、実際には復縁の確率を下げる行為。
自分で自分の首締めた最悪の復縁工作と言えます。

 

「何度も電話してごめん」
「今まで悪かった。これからは生まれ変わるもう一度チャンスをください!!」

 

私は、自分の気持ちだけを彼女に一方的に押し付けた。

 

しかし、彼女は

 

「今は逢いたくないし、話したくない。当分連絡してこないで…。」

 

そうい言いきって電話を切ってしまった。

 

 

 

私が、ここまで反省しているのになんで理解してくれないんだ!!

 

 

怒りと悲しみで、

 

その数分後に再度電話をかけ直したが、彼女が電話に出ることはなかった。

 

今だから思うこと

ここまで私がやってあげてるのに彼女が許さないという心境が理解できず、もがき苦しんでいた。
当時の彼女は、既に私の事を見限っていたのだろう。
前兆はあった。
いつもなら、毎週デートしないと怒っていた彼女だが、怒らなくなっていた。
突然別れが来るという人もいるが、別れる前兆というものがあるケースは高い。
もし、彼女があなたに対して関心が薄れていたら、それは別れのシグナルかもしれない

 

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